13日 土曜  猫と自動車

昨日も外出しても「風邪なんぞは平気の平左さ」とばかり今日も出かけた。
午前中に仕事場の仕事は何とか遣り繰りし、夕方近くの昼間の時間に歩いてみた。

なるべく以前歩いたときに見かけた猫村を中心に歩いてみた。
と言うのは、ある将棋の方が(新聞やTVで名前を言っていたが将棋には無関心な無知なわたしなので申し訳ないが名前を失念した)、猫に餌をやっていたために周辺の住民から訴えられ「?」金額の訴訟にもつれこんでいるからだ。

東京の?区では条例で餌やりを「犯罪」であるかのごとく決めたとこもある。
「市民社会」という観念は恐ろしい。
私たちは、世間と言う空間を大事にしてきた記憶がある。
でも、市民社会で否定されると言う事は、もはや世間と言う記憶も消さなければならない時代を迎えてしまったのだろうか?

互いが「自分の無知や至らなさ」を世間と言う知恵で補完しあいながら生きてきた列島の暮らし。
世も進み知識の量も情報も格段の進化をしたのだろう、と思う。

その分だけ「脳内の知識、情報」が増えたのだろう。
だが、その分だけ世間の知恵は薄められ、疎んじられ、合理的であることが真理と語る市民社会から攻撃された。

例が適切かどうかは(読む方に任せるが)、アメリカの法律内での合理主義と功利主義が綻んだのが今回のビッグ3の救済論争だと思う。
アメリカの創業時フォードの考えとシステム作りは魅力的だと思っていたし、それなりの関心を持続してきた。
破産寸前まで「世間」を誤魔化し、経営陣の高額な給料、そして其れをそらす為にか「労働者」の時間給も「組合」参加で、組合に参加していない「労働者」との差の大きさと各種福祉の充実で乗り切ってきた。(組合だと77ドル台で組合で44ドルレベルと言われる、健康保険などは会社を辞めても本人はもとより家族まで優遇されている)
これでは、アメリカ国民でなくても「税金」での救済には首を傾げざるを得ない。

日本でもルノーに「乗っ取られたかのような日産」でも起きているらしい。(月刊誌 現代 09年1月号、ゴーン「植民地・日産」の次の獲物より引用)
< ※ 日産取締り役員 07年 10人 取り締まり役員報酬総額 22億3100万円(一人あたり2億23   10万円)  3年連続2億円を越す。
   09年3月期 値上げし29億9000万円。
   ゴーン氏は「総額の6割以上を得ていると業界では見ている」ので、これで計算すると、07年次   では年収15億円超、09年次では18億円超となる。
※ちなみに08年3月期 トヨタ 29人の役員  総額35億3800万円  一人あたり1億2200万円
※ホンダ  役員23人  総額8億1700万円  一人あたり3552万円

ゴーン氏は「国内で比較すれば高いかもしれないが、欧米企業のトップ平均レベル」と語っている。>

議院でのアメリカビッグ3の経営陣と同じような「発想と意見」だと思う。製造現場での経営者の考え方は傷を広げ、他に迷惑を掛け初めてから慌てて取り繕うとする。
欧州ルノーも業績悪化の一途、日産も資産は売却され残っていないと言う。
仏蘭西の「植民地」として国民車の名前も消え去り、資産も食いつぶされ、ゴーンは欧州での経営陣・会長に抜擢された。
さてさて「日産」はナショナルに、もどれるのだろうか?

それにしても、臨時工や派遣社員、パート、アルバイトなどの首切りを「清ました顔」で取り組む「経営陣」とはどういう人種なのだろうか?

松下は名前を「あちら風に」に直した。幸之助氏の創業精神まで「あちら風に」英訳してから日本語に直すのではないだろうな、とは思うが?
ソニーも創業者からの立ち位置が移動して変化をしているが大丈夫なのだろうか?余計な事だが。
ホンダには頑張ってもらいたい。興味尽きない企業だ。F1からの撤退、どうなっているのだろうか?

猫から自動車へと何やら変転したが、人々がお互いに生き付き合う「地元」での暮らしや「ナショナル」を忘れた<世界性>などの「脆さ」が如何に私たちの暮らしをダメにしているかの「教科書」が目の前に転がっている。

そう言う意味では「老舗」と言う<生命体>はスゴイ。
来年は<老舗>の事をしっかりと学んでいこう、と今日は考えた。

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